5年ぶりの牧場物語は売れるのか⁉広告連発のマーベラス(7844)の業績を見てみよう

どうも、さつきです。

5年ぶりの最新作、牧場物語 オリーブタウンと希望の大地がリリースされました。

YouTubeを見ていると何度も牧場物語の30秒広告が流れきます。
「切り拓いて、育てて、世話をして」で始まる牧場物語のCMは印象に残りやすく、良い広告だと思っています。

マーベラス 2021年3月期 第3四半期 決算説明資料

ただ、それと同時に見る回数の多さから、必用以上に広告費を使っているのではと思っています。

牧場物語の制作会社であるマーベラスは広告費を出せるだけの資金力があるのでしょうか。
今回は、業績と財務状況を見ていきたいと思います。

マーベラス

マーベラスはエンターテインメントサービス会社です。
オンライン・コンシューマー・アミューズメントゲームの企画・開発・運営などを行っています。
主力ゲームは「剣と魔法のログレス」(Aimingと協業)・「閃乱カグラ」「一騎当千」シリーズなどで、根強いファンがいるタイトルが多いです。

2021年2月末現在、時価総額は541億円で中小型株。
PERは20.6倍で、PBRは2.05倍です。

本社140-0002東京都品川区東品川4-12-8品川シーサイドイーストタワー
設立1997年6月
上場2002年11月
業種コード5250
事業コンテンツ活用し、DVD、ゲーム等を企画・制作
主な競合KLab(3656)、コエテクH(3635)、バンナムH(7832)
チャート画像

業績

2016年以降、業績の低迷が見られます。
売上のわりに営業利益が伸びていないのは販管費が増えているためです。
また、最近は原価率も上がっており、これも営業利益を圧迫しています。

財務

いよいよ、財務状況です。

純資産が多く、自己資本比率は76.6%です。
有利子負債はほとんど無く、財務状況は非常に良好です。

まとめ

業績、財務状況を見てきました。

マーベラスの財務状況は良好ですが、原価と販管費の割合が大きく、営業利益を圧迫している感じがあります。

同じCMを何度も流すやり方は、科学的に正しい広告とは言えず、必用以上に広告費がかかっている印象なので、牧場物語は売上が大きく伸びると思いますが、相応の利益が出るのかは怪しい。
正直、投資対象としては微妙なレベルかと思います。

後は、ゲームをやった人が楽しめるかどうかだと思うので、状況を見ていきたいと思います。

それでは。

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