人の行く裏に道あり花の山‼初心者が個別株投資をするなら中小型株がおすすめな3つの理由

どうも、さつきです。

さつきは株式投資をしていますが、その保有株はランサーズ、リンクバル、ライトアップ、アイペットホールディングスといった中小型株となっています。

以前は事業が安定している清水建設などの大型株を中心としていました。
しかし、これらの会社は成長性が低く、運用資産の小さい初心者にはメリットが小さいです。
これに対して、成長性が高く、保有株主が少ない中小型株は、ちゃんと分析すれば市場をアウトパフォームできる可能性を秘めています。特に、小型株であれば、その傾向が強くなりやすく、さつきも重点的に狙っています。

そこで今回は、初心者が中小型株をオススメする3つの理由を紹介したいと思います。

中小型株の定義

一般的に、発行株式数や時価総額などで大型株、中型株、小型株に分類されます。

定義は以下の通りです。

TOPIX(東証株価指数)を補完する「規模別株価指数」の算出において、東京証券取引所市場第一部銘柄(内国普通株式)の中から、時価総額と流動性が高い、上位100銘柄(TOPIX100の算出対象)を「大型株」、大型株についで時価総額と流動性が高い、上位400銘柄(TOPIX Mid400の算出対象)を「中型株」、大型株・中型株に含まれない全銘柄(TOPIX Smallの算出対象)を「小型株」と呼び、これらの分類に基づいて株価指数を算出しています。

JPX:https://www.jpx.co.jp/glossary/a/534.html

大化けしやすい

中小型株はその名前の通り、規模が小さいです。

一般的に大きい方が良いと思われがちですが、投資においては必ずしも正しくありません。小さい方が伸びしろが大きく、高い成長率を実現しやすいからです。

さつきが保有しているライトアップは最近、株価が急騰しています。
しかし、コロナショック前はこのように注目されることの無い会社でした。

しかし、コロナショックが起こり、多くの企業が資金繰りに困るようになり、補助金の需要が増加しました。ライトアップはJシステムなどのサービスにより、これのサポートを行うことで売り上げが拡大。株価の急騰に繋がりました。

このように中小型株は事業規模が小さいため、新しいサービスが上手くいくと業績に大きなインパクトを与え、結果的に大化けする可能性が高いです。

企業分析しやすい

企業の良し悪しを分析する方法といえば、ファンダメンタル分析です。

大型株の場合、経営の多角化を図っていることから、複数の事業を持っている場合が多いです。
国内最大の総合電機メーカー、パナソニックを例に見ましょう。

パナソニックは個人から企業向けまで様々な商品を販売しています。
その主な事業のセグメントは以下の通りです。

マネックス証券 銘柄スカウター
https://monex.ifis.co.jp/index.php?sa=report_segment&bcode=6752

一見して、どんな事業内容なのか想像できるでしょうか。
さつきには出来ません。

これを一つ一つ分解で分析するとなると、膨大な時間と労力が必要なります。
また、その難易度は高く、個人レベルでは高い精度で理解するのは困難です。

対して、中小型株の場合はどうでしょうか。
ランサーズを例に見ましょう。

ランサーズはフリーランス活用支援サービス会社です。
簡単に言うと、フリーランスとフリーランスに依頼したい企業・個人をマッチングさせるプラットフォーム「Lancers」を運営しています。

単一事業なのでシンプルで分かりやすく、何が事業にインパクトを与えるのかが明確なので、個人レベルでも十分な解析が可能です。

個人投資家の強みを生かしやすい

初心者の個人投資が注意すべきは機関投資家、ヘッジファンドの存在です。

機関投資家などの投資のプロは情報量や資金力がずば抜けており、その売買によって株価は大きく変動します。
個人レベルで相対するのは無謀であり、正面からまともにぶつかるのは下策と言わざるを得ません。

しかし、こんな機関投資家が嫌がるのが中小型株です。
通称5%ルールと呼ばれる、上場企業の発行済み株式総数の5%超を保有している株主は大量保有報告書を提出する義務があり、小型株であれば機関投資家の資金力ではこれに引っ掛かってしまうからです。

株券などの大量保有の状況に関する開示制度のことです。上場企業の発行済み株式数の5%超を保有する株主(大量保有者)は、原則として5%超を保有することになった日から5日以内に、内閣総理大臣に「大量保有報告書」を提出する義務があります。また、大量保有者には保有割合が1%以上増減した場合に「変更報告書」の提出義務が生じます。なお、これとは別に、独占禁止法による「5%ルール」というものも存在します。これは、企業支配を防止するため、金融機関は他の国内の企業の発行済み株式数の5%(生命保険会社は10%)を超えて取得することが原則禁じられているというものです。

SMBC日興証券 https://www.smbcnikko.co.jp/terms/other/N0001.html

このため、機関投資家の少ない小型株であれば、個人レベルでも戦えるのでオススメです。

まとめ

ということで、さつきが中小型株をオススメする3つの理由について述べてきました。

個人投資家が市場に勝つには、自分が有利な状況で強みを全面に押し出すことだと思います。

さつきがどんな会社に投資しているかは運用報告で紹介しているので、気になる方は見て下さい。

それでは

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