マクロ視点で見る?四季報メタ認知読書法

どうも、さつきです。

投資家であれば是非とも読みたい情報誌といえば会社四季報です。

四季報は年に4回。
毎年3月、6月、9月、12月に発行されており、上場企業の概要が簡潔に書かれています。

また、読み方についての書籍も数多く出ており、会社を知るなら四季報が一番という本もあります。

しかしながら、実際に四季報を手に持ってみると非常に重く、これを全部読もうとするのは大変です。実際、なかなか読むことが出来ずに挫折する話をよく見ます。

そこで今回は投資家さつきが実践している四季報メタ認知読書法を紹介したいと思います。

メタ認知を使ってマクロ視点を手に入れる、科学的な手法を取り入れた、どこの書籍でも紹介していない方法です。他の人と違った方法を取り入れたい人は是非読んでみてください。

メタ認知とは?

メタ認知と聞くと、一般には難しそうなものという印象を持つ人が多いようです。
そこでメタ認知がどんなものなのか最初に説明したいと思います。

メタ認知という言葉は1970年代に発達心理学所のジョン・フレイヴェルが使い始めたもので、一言でいうと“認知についての認知”です。
例えば「繰り上がりのある足し算は、繰り上がりが無い足し算より難しい」、「抽象的な議論は、具体的な議論よりも曖昧になりやすい」といったように課題に対する性質の認識が挙げられます。

投資で言えば“市場の環境は良くなれば、株価が上昇するとは限らない”ということを認識することです。

さつき流、四季報メタ認知読書法

では、具体手にメタ認知を使った四季報読書法について触れていきたいと思います。
手順は以下の通りです。

1. ターゲットとする業種を決める
2. 業種の③記事に目を通す。
このとき、読み飛ばす感覚で目を通し、プラスとマイナスの言葉のどちらが多いか感覚を掴む
3. 何度も出てきたワード(例:コロナ、業績回復)の感覚を掴む

http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/shikiho/pdf/shikiho_katsuyo.pdf

この手法で大切なのは、なんとなく業界の全体像を捉えることで、メタ認知を起動させ、マクロ視点を手に入れることにあります。

一般的な四季報の読み方で紹介されている方法は③記事や④業績の推移に着目して、重要な部分だけを読んでいきます。

しかし、この方法では業績や事業の良し悪しを主観的に判断してしまいます。
絶対値として業績を見ることは重要ですが、多くの企業を短時間かつ連続的に読めるのが四季報のメリットです。

主観的な判断だけでなく、業界全体と比べた相対的な認識を持つことが出来れば、良いものの中から特に良いものを探すことが出来ます。

全体の大きな流れが見えれば、他との違いが自然と見えるようなります。
これつまり、良品の中から特選を選び出すようなものです。

まとめ

さつきが使っている四季報の読み方について紹介しました。

ちなみにさつきは、コロナ下で発行された2020年の夏号では業績悪化・赤字転落の文字が大量に見られた中で、逆に追い風となっている会社は無いかを探ました。
そして、これはという会社を見つけ、資産の半分以上を使いこの会社の株を買いました。

その結果、業績向上により株価は2倍を超え、今も上昇を続けています。

保有している株は下記の記事に記載しているので気になる人は見てみて下さい。

それでは。

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