しまむら(8227) 前期配当を20円増額して220円に!!

しまむら(8227)が増配です。

しまむらは昨年のコロナショックで株価が暴落。その後、株価が上昇して底値の2倍にまで上がっています。

どうして、しまむらの株価は上がっているのでしょうか。

今回の記事では、コロナショック後にしまむらが取った行動と、その後の業績について書きました。

それでは見ていきましょう。

基本データ

本社さいたま市大宮区北袋町1-602-1
設立1953年5月
上場1988年12月
業種コード8227
事業大手衣料品チェーンストア、ユニクロに次ぐ2位。ファッションセンター「しまむら」(20才〜50才の主婦と家族がターゲット)を中核に、カジュアル「アベイル」、ベビー・子供用品「バースデイ」を運営

株価

コロナショック後の5,620円を底値に直近は12,970円を付けて大幅に株価が上昇しています。

力強い推移です。

なんでコロナショック後に株価が上昇してるの?

しまむらと言えば、ファッションセンター「しまむら」ですね。

コロナの影響で外出が減ったので売上は落ちそうです。

名門アパレルのレウナンは破綻しました。しまむらにも大打撃が来そうです。

リモートワークや巣ごもりが定着して外出する機会が激減しました。
その結果、仕事やプライベートの外出の際の服装に力を入れる必要が減りました。

スーツやジャケットなどの仕事着の売上は低下しましたが、巣ごもりの影響で普段着や室内着の売上は増加の傾向を示しました。

コロナ禍でしまむら強い理由は3つです。

  1. 郊外店であること
  2. 普段着を中心としたラインナップ
  3. ローコスト

郊外店が多いので敷地が広く、ソーシャルディスタンスが取りやすいです。

地方の県道沿いの小規模店や家電量販店、ドラッグストアに隣接した大型店が多く、その割合は約65%です。
また、しまむらは普段着を中心に取り揃えており、ファッション性より低価格で機能性を重視していることがコロナ禍の服装にマッチしました。

業績

コロナショックの5月は売上が低下していますが、その後は売上が拡大しています。

売上の半分以上は原価が占めています。

時価総額4,754億円の大企業ですが、自己資本比率が85.1%と驚異的です。

配当

直近の配当は220円。
配当利回りは1.71%です。

まとめ

しまむらは他のアパレルと違って巣ごもり需要を上手く取り込めた結果、業績を拡大させました。

配当20円増額は業績相応と言えますね。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。
ばいばい。

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