次期決算はどうなの?電子部品の生産実績から見る市場動向

めいです。
半導体の生産が追い付かず、供給不足に陥っているのをご存知でしょうか。

クルマが生産できない! その意外な理由とは?

最近ではルネサスエレクトロニクスの火災により、その影響度を強めています。

でも、生産状況ってどこを見れば良いのでしょうか?ほとんどの会社は公開してないですし……

そこで使うのが、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の電子工業生産実績表です。数か月遅れのデータですが、大体の傾向は把握できます。

2月の決算発表では製造業は軒並み業績が回復して上方修正連発でした。

生産実績を把握することは次の決算を予想する上で重要なことです。

それでは見ていきましょう。

電子工業生産実績

2020年以降の生産実績です。

民生機器の回復が頭打ちしています。産業機器の回復は鈍く、戻ってきていません。

無線通信機器は急激に伸びています。5G需要によるものでしょうか?

受動部品はかなり伸びています。特に抵抗器とコンデンサの影響が大きいです。

まとめ

全体的に生産量の回復が見られる結果となりました。

しかし、前期ほどの回復は見られないため、3月決算でどこまで好成績が出るかは不明です。

引き続き、5月の決算発表に向けて経過を見てみましょう。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ばいばい。

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