サブスクリプションとは?-事例紹介 建設機械のサブスクリプション小松製作所-

今回のサブスクリプションの紹介は小松製作所です。

小松製作所は世界2位の総合建設機械メーカーで建設機械のIT化に積極的な会社です。

自動車のサブスクリプションとしてカーシェアリングが広がっていますが、
この流れは建設機械にも広がっています。

専門機器のサブスクは何が違うのでしょう?

小松製作所のサブスクリプション

小松製作所は業界に先駆けてサブスクリプションを導入しています。

建設機械のサブスクリプションってどんなメリットがあるの?

工事現場によって使用する機械は違います。
必要な機械を必要分だけ借りられます。

使わない機械の維持コストを払わなくて良いのは合理的。

また、様々な現場で使用された情報を分析して顧客ニーズに応えます。
実績と経験が必要なので他の会社では真似できません。

サブスクリプションのメリットである「所有から体験への変化」を活かしています

建設機械のレンタルで蓄えたノウハウをサブスクリプションとして昇華させた良い例です。

無人ダンプトラック運行システム Autonomous Haulage System(AHS)
https://home.komatsu/jp/company/tech-innovation/solution/#anc02

最近では遠隔操作の実証実験も行っています。

将来の人手不足対策にも良さそうですね。

在宅ワークで工事が出来る未来が来るかも!?

<商用5Gを利用した鉱山向け大型ICTブルドーザー「D375Ai-8」による遠隔操作>
https://home.komatsu/jp/press/2021/others/1212864_1617.html

業績

サブスクリプションを始めた2016年以降、業績が急拡大しています。

メーカーなので原価の比率が高いです。

メーカーにしては流動資産の比率が高めです

営業キャッシュフローが非常高いです。

営業キャッシュフローの高さは稼ぐ力です。

投資キャッシュフローも大きく、将来の競争力も高そうです!!

まとめ

建設機械のサブスクリプション、小松製作所の紹介でした。

元々、競争力の高い小松製作所ですが、サブスクリプションを導入することで、その強みを更に活かす方法で進めています。

投資をするなら、競争力があって成長する会社が良いですね。

それでは。

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