サブスクリプションとは?-事例紹介 Apple Music、Kindle Unlimited、ニューヨーク・タイムズ-

どうも、さつきです。

今回はサブスクリプションの事業紹介の第二弾です。
Apple Music、Amazon Kindle Unlimited、ニューヨーク・タイムズを紹介しています。

第一弾を見ていない人は、そちらもご覧ください。

Adobe、マイクロソフト、ネットフリックスを紹介しています。

Apple Music

Apple Musicはアップルがサブスクリプションで提供している音楽の定額聞き放題サービスです。

業界トップクラスの約5000万曲の楽曲の聞き放題に加え、iPhoneやiPodなどのハードウェアによってサービスを展開することで、全世界で5000万人以上の有料会員を獲得しています。

音楽聞き放題サービスのサブスクリプションの特徴は、無料会員でも多くの音楽を聴けるところにあります。

多くのユーザーはまず無料で登録して音楽を聴きます。
そして、サービスに好感を抱いたユーザーが、さらに多くの楽曲を聞くために有料会員に登録するシステムになっています。

無料で試して、体験を拡大するために有料登録するので満足度が高いです

Amazon Kindle Unlimited

世界最大のECサイトを展開するアマゾンが提供するのがKindle Unlimitedです。

アマゾンの創業当初の事業はオンライン書店です。
書籍のオンライン販売から始まり、現在では電子書籍サービスのkindleを展開しています。

このkindleの運営で蓄積した情報を活かして、アメリカでは2014年、日本では2016年に読み放題サブスクリプションサービスのkindle Unlimitedを開始しました。

日本でサービスを展開したときには、日本人の読書量が多すぎて赤字になるなど、ちょっとしたニュースになるほど歓迎され、一気に人気を獲得しました。

圧倒的な書籍の量がkindle Unlimitedの魅力です

ニューヨーク・タイムズ

意外と知られていないのがニューヨーク・タイムズのサブスクリプションです。

一般的にニューヨーク・タイムズというと新聞のイメージだと思います。
しかし、現在はネットニュースの電子版が主体です。

ニューヨーク・タイムズは紙媒体の弱点である、印刷から手元に届くまでのタイムラグを解決するため、業界で先駆けて格安料金での電子版の提供を始めました。

これからの主流であるネット世代の新規顧客の開拓を行うことで2018年末には有料購読者数が約271万人に到達。
紙媒体と電子版の購読者数の割合が逆転するなど、電子版が急成長を続けています。

早い・安い・高品質な情報サブスクリプションです。

まとめ

Apple Music、Kindle Unlimited、ニューヨーク・タイムズのサブスクリプションを紹介してきました。

それぞで、

  1. アップル製品を活用した音楽サービス、Apple Music
  2. Amazon Kindleの情報を活かしたサービス、Kindle Unlimited
  3. 新聞メディアの強みを生かして事業転換サービス、ニューヨーク・タイムズ

といった感じで、自社の強みを生かしてサブスクリプションを提供しています。

他で真似できないサブスクリプションサービスは非常に強力です。
独自のサブスクリプションを展開している会社があるか探してみて下さい。

それでは。

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