株価急上昇中でテンバガー目前のライトアップ(6580)はどこまで上がるのか⁉売上推移から適正株価を推定してみた

どうも、さつきです。

ライトアップの業績拡大により株価が急騰しています。
テンバガー目前であり、ホルダーとしては株価上昇は望ましいですが、急激な変化は適正かどうか分からなくなります。

そこで今回が業績の推移から2021年3月決算時点での理論株価を推定してみたいと思います。

基本情報

ライトアップは「全国、全ての中小企業を黒字にする」を掲げて、赤字の中小企業にIT化という経営支援を推進することで経常利益率は1.46倍にしようとしている会社です。

その事業内容は中小企業の「経営支援」であり、資金不足人材・ノウハウ不足を解決するITサービスを提供しています。

本社東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー
設立2003年9月
上場2018年6月
業種コード9050
事業企業の生産性向上のためのITツール導入支援
提携助成金・補助金自動診断システムのOEM供給でUSENや広島銀、渋谷区などと相次ぎ提携
主な競合ナレッジS(3999)、ソウルドO(6553)、ミロク情報(9928)

KPI

ライトアップの業績を推定する上でKPIを参考します。

KPI項目4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月
JDネット
支援社数
328330302325320321343346369398
Jコンサル
完了社数
75210058711066594103130
Jシステム
新規導入社数
7172021154351454553

・JDネット支援社数
ITサービスの共同開発・仕入・販売を目的としたネットワークです。月額5万円(長期割引等有)の費用を弊社にお支払いいただき、弊社から営業支援を受けている社数を記載しています。支援社数が増加することで、ITサービスの販売が増え、弊社手数料収入も増加いたします

主要KPI、月次進捗状況のお知らせ(2021年1月速報値)

・Jコンサル完了社数
業務のDX化を目的とした助成金活用支援を弊社に発注(36万円)し、無事にコンサルティングが完了した社数になります。受注から完了まで通常2~6か月程度の実施期間となります。また、公的支援制度の申請締切が3月末に集中することから、第4四半期に完了社数が集中する傾向があります。

主要KPI、月次進捗状況のお知らせ(2021年1月速報値)

・Jシステム新規導入社数
有料(初期50万円~)で新規システム導入を実施した企業社数になります。導入後、月額5万円の運用費用を支払うことで、助成金の自動診断を自社サイト内で実施でき、合わせて助成金活用支援(Jコンサル)への申込みが可能になります。

主要KPI、月次進捗状況のお知らせ(2021年1月速報値)

業績

四半期の業績推移は以下の通りです。
青色は決算短信、灰色はKPI推移から推定した予想値になります。

株価推定

ここから、実際の株価を推定していきます。

株価はPBRから推定します。

予想純利益(円)348,130,165
発行株式数2,903,000
1株あたりの予想純利益(EPS)119.9

よって、各PBRの理論株価は以下の通りです。

PBR株価
30倍4452
50倍7420
80倍11872

まとめ

ライトアップの株価を推定してみました。
2月25日時点の株価は5,480、PBRは36.9倍です。

PBRが高くて過熱感がありますが、成長性を考えばPBR50倍程度は狙えると思います。

2月のKPIの結果が決算に大きな影響を与える可能性があるので注視していきたいと思います。

それでは

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